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妻が数年前に関節リウマチになりました。発症したのは30代前半の時です。

二人目の子供を出産して少し経った頃、急に『最近手首が痛いんだよね…』

と言うようになりました。はじめは子供(0歳と3歳)を抱っこしたり、家事による疲労ではないかと思っていたのですが、次は足も痛く、歩くのも

辛いとなったので、整形外科に行ってみました。

整形外科では手首は疲労による腱鞘炎みたいなものだとか、足は偏平足じゃ

ないかと言われ、湿布やサポーター等の処置をされたのですが、全く楽にならなくて何度も通院したのですが、特に精密検査等はされませんでした。

あまりにも状況が良くないので、別の病院で診てもらうと、関節リウマチとの診断でした。

恥ずかしながら、妻が関節リウマチになるまでは、リウマチというのは”高齢者がなるちょっとした関節痛”程度に思っていました。

しかしリウマチというのは若い人でも発症するもので、現状完治する方法がないというのが現実です。

実際妻も非常にショックを受けて、『もっと早くセカンドピニオンを受けていれば…』と落ち込んでいました。

現在は投薬治療で何とか日常生活を送れていますが、この病気になって一番辛いことは、この病気は外見だけではわからないために嫌な思いをすることです。

妻も病気のことを知らない人から見れば、普通に健康なママに見えます。

しかし、実際は長時間の立ち仕事や手首を使う作業はあまりできません。

なので私や子供達がサポートしているのですが、子供にばかりやらせて自分は何もやらない母親のように見られたり、学校行事の手伝いなどもやりたくても出来ないのに、やる気がないように思われたりしているようです。

このようなことはこの病気に限らず、他の病気でも当てはまることだと思います。

バスや電車などで健康そうな人が優先席に座っていてお年寄りに譲らない等という話をたまに耳にしますが、その中には私の妻のような人もいると言うことをもっと考えてほしいなと思います。

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